極小を目指す – Kubernetesアップグレード事例から学ぶ、いい基盤作りのための基本原理

Stories(プラットフォームエンジニアリングの実践事例)

プラットフォームエンジニア - Platform Engineer

アプリケーション/プロダクト開発者 - Developer

拡大期(利用者を増やしつつ、課題に直面している) - Growth

Abstract

バックエンドエンジニアである私がインフラチームに入ってはじめての仕事はKubernetesクラスタのアップグレードでした。 その初回の仕事において私は、既存のアップグレード手順をなるべく効果的に理解することに努めました。その結果、アップグレード作業はスケジュール通りに問題なく完了し、それだけではなく手順を根本的に改良することができました。 これは既存のメンバーの支えもあってのことです。ただ、それだけでなく独自の成果を出すことができた理由は、私がソフトウェアエンジニアとして培ってきた思考パターンにあると思っています。本トークでは、私がソフトウェアエンジニアリングにおいて安定的に成果を出すために考えていることの一部を、「極小」をテーマに言語化することを試みます。

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Masaki Hara

qnighy

ウォンテッドリー株式会社

ソフトウェアエンジニア

ウォンテッドリー株式会社のソフトウェアエンジニア。 サーバーサイドとWebフロントエンド領域を中心にアプリ作りと開発生産性の向上に取り組んでいたが、2024年3月からインフラチームに異動しサービス基盤の改善に取り組んでいる。 Rust, Ruby, TypeScriptの領域で発信を多く行っている。

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