LayerXにおけるMicrosoft Entra Privileged Identity Managementによる権限昇格システムの実装

Tech(課題を解決する個別技術)

プラットフォームエンジニア - Platform Engineer

ITアーキテクト - Architect

CTO/技術部門の役員 - CTO

拡大期(利用者を増やしつつ、課題に直面している) - Growth

Abstract

LayerXでは、特定の人員に広範囲で強い権限を与える従来の方法から、「必要な時だけ権限を昇格させる」新しいアプローチへとシフトしています。特定の権限を持つ人員がサイバー攻撃の標的になるリスクが高まる現代において、より安全な運用を実現するための取り組みです。 本セッションでは、Microsoftのマネージドサービス、Entra Privileged Identity Management (PIM)を活用した権限昇格の仕組みについて詳述します。内製で権限昇格のプロセスを設計・実装するのは複雑で時間がかかるものですが、Entra PIMを使用することで、短時間でかつ効率的に権限昇格の仕組みを設定することが可能です。 このセッションは、権限管理に課題を感じる企業や組織、そしてセキュリティリスクの最小化を目指すすべての技術者に有益な情報を提供します。私たちの経験が、皆様のセキュリティ向上と、権限管理の効率化に役立つことを期待しています。何より、聞いてくださる皆様にとって、新たな視点や実践的なアイデアを提供できればと思います。

 Takahiro Nakayamaのアイコン

Takahiro Nakayama

Civitaspo

2022年にLayerXへ入社。バクラク事業部 Platform Engineering部、機械学習・データ部を兼務し、DevOpsエンジニア・データエンジニアとしてプラットフォームの改善に取り組んでいる。 福岡在住のフルリモートワーカー。

Share: