バザールの街角で煉瓦を積む 〜Platform EngineeringにおけるOSSの活用事例〜

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青木 啓剛

株式会社estie

VP of Engineering

通信会社で法人営業を務めたのち、ソフトウェアエンジニアに転身。スマホ学習アプリを提供するスタートアップでCTOとしてサービス開発・運用を牽引。その後、複数のスタートアップ企業にてサービス開発や技術組織マネジメントに従事。2022年より株式会社estieに参画、2023年にVPoE就任。現在はマルチプロダクト開発におけるPlatform Engineeringの推進などを担う。

Stories

セッション概要

約1年間のPlatform Engineeringの実践を通じて、開発者との対話の中でPlatformを育て改善していくことが効果的な価値提供には不可欠であると学びました。また『伽藍とバザール』が示す開かれた開発モデルによって構築されたOSSが、こうした対話重視の開発方針と高い親和性を持つこともわかってきました。現在、10を超えるプロダクトの基盤を少人数で支えるにあたり、Feature Toggleやコンテンツ管理などのミドルウェア領域でOSSを積極的に活用し、認知負荷や運用負担を抑えつつインクリメンタルな価値提供を実現しています。 本セッションでは、事業の差別化に直結しない領域ではOSSを積極的に取り入れ、コア領域は内製または有償SaaSを採用するという使い分けの判断軸や、利用にとどまらずOSSへ貢献し、知の循環を広げる取り組みについて実践事例とともに紹介します。

キーワード

プラットフォームエンジニア - Platform Engineer ITアーキテクト - Architect 開始期(何かしらの形でプラットフォームエンジニアリングを実践している) - Introduction
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