プラットフォームを「作る」、チームに「入り込む」──両輪を支える「なぜやるのか」という問い

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増田 圭佑

Sansan株式会社

ソフトウェアエンジニア

2023年に新卒で人材系の事業会社に入社。toC向けのアプリケーションの開発〜運用までを経験。2026年1月にSansan株式会社へ入社し、内部開発者プラットフォーム「Orbit」の価値向上に従事。「作る」と「入り込む」の両輪で、各プロダクトチームが、負荷を最小化しながら自分たちで運用を回せる状態を目指している。

セッション概要

事業の急成長に伴い「You Build It, You Run It」の負荷が開発者に集中し、認知負荷が高まっていました。私たちのチームはこの課題に向き合い、各プロダクトチームが、負荷を最小化しながら自分たちで運用を回せる状態を目指しています。その手段が、内部開発者プラットフォームという仕組みで解決する「作る」と、チームに伴走して人で解決する「入り込む」です。 「作る」では、内部開発者プラットフォームをプロダクトとして提供しています。常に向き合っているのは、ユーザーから要望として挙げられたものをそのまま作っていないか/本当に必要なものを見極める対話ができているか/作ったものが使われ続けるか、という問いです。実際に動くものを見せながら「これは本当に求めていたものか」をチームと一緒に確認し、要求の優先度を整理した結果、開発者が本当に求めていたものを最速で届けることができました。 「入り込む」ではプロダクトチームに伴走し、信頼性の課題解決を推進しました。大切にしたのは、プロダクトチームを巻き込み、チーム自身が解決できるようリードすること。この課題に時間を割くべきか/チームができるようになっているか/いつまで入り込むのか、を問い続けました。「このエラーを減らす」ではなく「顧客にとって何を守るべきか」から始めたことで、チームが信頼性を自分ゴトとして捉え、定義と計測を自ら進めるようになりました。 一見異なる二つのアプローチですが、どちらも「なぜやるのか」から始めたことで機能しました。AIが実装の多くを引き受けるほど、この問いが価値を左右します。Whyなき「作る」は使われない仕組みを生み、Whyなき「入り込む」はなんでも屋を生みます。さらに、入り込んで初めて何を仕組みにすべきかが見え、仕組みにできて初めて一つのチームを超えて広がる。片方だけでは足りないのです。 本セッションでは、両方を実践した立場から、その判断と、結果としてチームに何が起きたかを、具体的な事例とともにお話しします。 ◼︎対象者 ・プロダクトチームの自律を支えるエンジニア ・「作っても使われない/入っても抜けられない」に悩む方 ◼︎得られるもの ・「作る」と「入り込む」がなぜ両方必要で、どうつながるか ・「なぜやるのか」の有無で結果がどう変わるか

対象者

Platform Engineer Developer Product Manager

キーワード

Kubernetes Google Cloud GKE Argo CD 認知負荷 Platform as a Product

カテゴリ

stories
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