全社員がAIを「使う」の次へ ── 非エンジニア1,500人が安全に業務を作り変えるゴールデンパスとガードレール

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福井慎也

株式会社リンクアンドモチベーション

非エンジニアを含む全社約1,500名の生成AI活用推進を担当。ChatGPT・Gemini・Claude・Dify・n8n等の活用環境整備とSRE(AIツールの管理・コスト・アカウント・インシデント対応)、情報システム・セキュリティ部門と連携したガードレール整備、Technology Administratorと連携した現場伴走に取り組む。自身も非エンジニアとして、AIによる業務ツール開発・自動化を日々実践している。

セッション概要

生成AIによって、システム開発に携わってこなかった社員も、業務ツールや自動化を作れるようになりました。一方で、機密情報の粗雑な扱い、過剰な権限、意図しない外部公開、作成者依存の運用など、従来はエンジニアリング組織が向き合ってきた信頼性とセキュリティの問題が、非エンジニアの業務現場にも広がっています。すべてを個別に審査していては1,500人規模のAI活用を支えられず、一律に禁止すれば、かえってルールを度外視した運用のリスクも高まります。 リンクアンドモチベーションでは、経営トップのコミットメントのもと、全社員のAI活用スキルを5段階(Lv.1試行/Lv.2日常活用/Lv.3事例創出/Lv.4ツール開発による業務改善/Lv.5事業変革)で定義。コンサル・クラウド事業ではLv.2の全員到達(日常業務でのAI活用100%)を実現し、多くの社員がLv.3に到達しています。いま直面しているのは「使う人」を増やす課題ではなく、非エンジニアを「AIで安全に業務を作り変える人」へ移行させることです。 Gemini・Claudeなどの汎用AIからDify・n8nなどの開発基盤まで、活用段階に応じた環境を提供し、50〜100人規模の組織単位にTechnology Administrator(TA)を配置して、現場課題の発見から事例の横展開まで伴走。さらに情報システム・セキュリティ部門と連携し、非エンジニアが陥りやすいセキュリティ上の穴を、個人の注意力だけに委ねず、設定・権限・標準手順・相談導線によって防ぐ仕組みを整えています。 本セッションでは、5段階のAI活用レベル、複数ツールの提供、TAによるイネーブルメント、情シス・セキュリティ部門と作るガードレールを、一つの社内プラットフォームとして紹介します。「全社員がAIを使う」の次にある「非エンジニアがAIで安全に業務を作り変えられる状態」を目指す、現在進行形の実践と課題を共有します。

対象者

Platform Engineer Cto Other

キーワード

AI Native Platform Engineering Golden Path Guardrails Enablement AI Governance

カテゴリ

culture
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