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【プレスリリース】クラウドシフトと開発者の生産性向上を支援する「一般社団法人 クラウドネイティブイノベーターズ協会」設立のお知らせ

日本におけるクラウドネイティブ技術の推進と人材の育成を目指し、この度、一般社団法人クラウドネイティブイノベーターズ協会を設立しました。当協会は、国内外のテクノロジー企業で活躍するエンジニアを中心に構成されており、その深い専門知識と知見を活用して、単なるツールの導入を超えた、実効性の高いクラウドネイティブ技術の導入を支援します。

日本におけるクラウドネイティブ技術の推進と人材の育成を目指し、この度、一般社団法人クラウドネイティブイノベーターズ協会(代表理事:草間一人 所在地:東京都中央区)を設立しました。

当協会は、国内外のテクノロジー企業で活躍するエンジニアを中心に構成されており、その深い専門知識と知見を活用して、単なるツールの導入を超えた、実効性の高いクラウドネイティブ技術の導入を支援します。

また、急速に注目を集めつつある分野であるプラットフォームエンジニアリングに関するイベント「Platform Engineering Meetup」の運営を行い、開発者の生産性向上に貢献します。

設立の背景・目的

デジタルトランスフォーメーション(DX)を実現するにあたって、クラウドコンピューティングの活用は必要不可欠です。過去10年に渡り、多くの企業がオンプレミスからクラウドへの移行に取り組んできました。リフト&シフトとも呼ばれますが、クラウドへのリフト(移行)については順調に進展しており、システムの設計段階からクラウドを前提とするクラウドファーストの考え方も一般的になりました。

その一方で、クラウドへのシフト(システムの作り方自体をクラウドへ最適化)については取り組めていない、あるいは取り組もうと思っても上手くいかないという声が多く聞かれます。クラウドシフトに欠かせないのがクラウドネイティブ技術です。コンテナやマイクロサービス、サービスメッシュ、宣言型APIといった手法により、スケーラブルで柔軟、かつ回復力のあるアプリケーションの実現を可能とします。

良いことずくめに聞こえるクラウドネイティブ技術ですが、本当に役立つ形で取り込んでいくには、単なるツールの導入だけでなく、システムに対する考え方や組織文化の変革が必要不可欠です。組織内に閉じた取り組みではこのような変革は困難であり、クラウドシフトへの阻害要因となります。

変革を進めるには、企業内外から知見を集め、マインドセットを変えていくことが重要です。技術コミュニティに参加し先進的な事例を学ぶほか、豊富な経験と知見を有するエンジニアの招聘が、目標達成のための最短経路です。

本協会は、このような企業・コミュニティ・エンジニアの橋渡しとなり、クラウドネイティブ技術を推進していくことを目的に設立されました。

活動内容

Platform Engineering Meetupの運営

Platform Engineeringとは、クラウドネイティブ時代において、ソフトウェアエンジニアリング組織にセルフサービス機能を提供するためのツールチェーンやワークフローを設計・構築する技術分野です。5年以内にソフトウェアエンジニアリング組織の80%が採用するだろうとも予測されています。

登場して間もないこの分野に対し、先駆者からの生きた事例を学ぶ、情報交換をする、自ら発信していくといった活動の場を提供するのが、このミートアップです。

開催済みの第1回、第2回の累計参加者数は1300名を超えており、国内で注目されているイベントの1つとなっています。 本協会では、このミートアップの企画・運営を行い、優れた先行事例を持つエンジニアの招聘や、これからPlatform Engineeringに取り組むエンジニアに対する情報交換の場を提供します。

東京のみならず、地方でも積極的に開催を行っていく予定となっており、6/30には名古屋、8/2には福岡でそれぞれ開催致します。

Platform Engineering Meetup #3

https://platformengineering.connpass.com/event/284023/

 

ハイブリッドイベントの開催支援

コロナ禍が明け、世の中の動きが正常化するにつれ、イベントも実際に人を集めてのオフライン開催に回帰しつつあります。一方で、配信によるオンライン参加もこの数年で市民権を得たと考えられ、イベント主催者としてはどちらの方向で進めていくべきか悩む方も多いと聞きます。

オフラインとオンラインを両方開催し、良いところ取りをするのがハイブリッドイベントですが、その両立は高度な運営ノウハウと配信に関する技術力が求められ、敷居が高いものとなっています。

本協会では、大規模技術カンファレンスのハイブリッド開催を通じて得られた運営(企画・運用・配信等)に関するコア技術とノウハウを活かし、ハイブリッドイベントを行いたい企業・コミュニティへの支援サービスを提供します。

クラウドネイティブ技術導入のサポート及びコンサルティング

本協会の設立目的にも掲げたように、クラウドシフトの実現は単なるツールの導入だけでは困難です。システム設計に対する考え方や開発文化の変革が必要不可欠です。クラウドネイティブ技術の効率的な導入に向けて、豊富な知見と経験を有する専門家がサポートします。

役員紹介

代表理事 草間一人 (HashiCorp Japan株式会社 Senior Solutions Engineer)

理事 青山真也 (株式会社サイバーエージェント)

理事 北澤祥太 (LINE株式会社)

法人概要

名称:一般社団法人クラウドネイティブイノベーターズ協会(Cloud Native Innovators Association, CNIA)

所在地:東京都中央区銀座1丁⽬12番4号N&E・BLD.6F

設立日:2023年6月2日

ウェブサイト:https://www.cnia.io/

事業内容:

  1. ミートアップ/カンファレンス開催
  2. コミュニティ支援
  3. セミナー
  4. クラウドネイティブ技術導入のサポート及びコンサルティング
  5. 書籍出版支援
  6. OSSの企画・開発・メンテナンス
  7. 前各号に掲げるほか、当法人の目的を達成するために必要な一切の事業

お問い合わせ

本プレスリリースに関するお問い合わせは、お問い合わせフォームよりお願い致します。

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