ワークロードを処理しないプラットフォームに専念する
Blueprints
セッション概要
私たちは、多くのプラットフォームチームと呼ばれる組織が持つようなワークロードを処理するソフトウェア(サービス)を持たないような方針で運営しています。ここでいうソフトウェア(サービス)とは、社内開発者向けに提供するタスクランナーやKubernetesやDBなどのことです。 こういった利用者のワークロードを処理するプラットフォームは、一度提供を開始すると下記の対応に非常に多くの工数を必要とします。 - 移行やアップグレード対応 - 問い合わせサポート対応 またリリースから時間が経つと、開発者体験のパラダイムシフトが発生し、例えばリリース当時には一般的ではなかったX as Codeの考え方などにプラットフォームとして追従する必要も出てきます。 これらの活動はワークロードを処理するプラットフォームでは最も重要で本質的な活動ですが、これらの活動に時間を取られるあまり、開発者との接点に投資する余裕が不足しがちという課題があります。 そこで私たちEmbedded SREチームでは、そういったプラットフォームチームを支援するため、ワークロードを持たないプラットフォーム活動を行うようにしてきました。 例えば、プラットフォームチームが提供するツールに対して直接コードコントリビューションしたり、ドキュメントにコントリビューションしたり、開発者向けに正しい使い方をハンズオンするなど、開発者たちと多くの接点を持ち、かつ多様なプラットフォームチームに貢献するようにしています。 こういった活動の中で行っている工夫や悩みを共有するセッションです。プラットフォームチームを運営している方で、特に開発者との接点に悩んでいる方に見ていただきたいです。
キーワード
プラットフォームエンジニア - Platform Engineer CTO/技術部門の役員 - CTO 拡大期(利用者を増やしつつ、課題に直面している) - Growth
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